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エスプリの効いたフランスの老舗ブランド!
ルコックはフランスで1882年に創業したフランス最古のスポーツブランドで、主にスポーツ用のユニフォームやスポーツ用品、カジュアルバッグで名をあげたブランドです。
三角枠と鶏のマークが入った、ルコックのカラフルなナイロンバッグは誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
国内の流通はあの「デサント」が担当
そんなルコックは、日本では、近年ではレース用高速水着などで有名なデサントが国内での企画、輸入、流通を担当しています。
元々、デサントは90年代中盤までアディダスの企画、流通の日本国内総代理店を担当しており、シューズ部門はほとんどのリソースをアディダスの方に注力していました。
基本的には輸入と流通を手がけましたが、たまに出す国内向けのデサント企画スニーカーは、好評を博したものが多く、あのジャミロクワイがPVで履いたこともありました。
アディダスショック以降のデサントの「希望の星」
しかし、1998年。アディダスの日本法人設立とともに、突然の契約解除に見舞われ(通称アディダス・ショック)、デサント社の売り上げの実に4割が失われる事態になりました。
ルコックの取扱いは1990年からですが、 上記のアディダス・ショックもあり、一躍デサントシューズ部門の重要ブランドになったのです。
そんな、ルコックが最近スニーカー界で少しずつ脚光を浴び始めています。
ナイロンバッグのイメージを脱却!
以前はルコックというと、安価なナイロンバッグのイメージも手伝って、ちょっと安くて垢抜けないイメージもありましたが、そんなのは昔の話です。フランスらしい、鮮やかでエスプリの利いた色使いと、レトロなスタイル、そしてナイロンバッグの製造で培った高品質なナイロンアッパーが最近の70s~80s回帰の流れにピタリとマッチして、その価値が見直されています。
カラフルだが、弱々しい従来のナイロンシューズのイメージではなく、レトロ味がありながらもキチンとハイテクソールを実装したり、街履きに適した機能にカスタムされているので、人と違うスニーカーを履きこなしたい人にはぴったりです。
ルコックスポルティフのオススメモデル
[ルコック スポルティフ] le coq sportif LCR-R RK(梨花コラボモデル)
ルコックのハイテクスニーカー「LCR」の梨花さんとのコラボモデルです。リバイバルされたスタンスミスをいち早く着用し、女性たちの間で白スニーカーブームを巻き起こした梨花さんらしいオールホワイトのスニーカー。ソールのカカト部分に配置された三角のスリットが可愛い!
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[ルコックスポルティフ] le coq sportif モンペリエ II NY
パーツが少なめでシンプルな表情が超レトロ!ルコックのローテクモデル「モンペリエ2」です。つま先の丸みが70年代を思わせますね。カカトの赤とソールの白でフランス国旗のトリコロールカラーになっています。
[ルコックスポルティフ] Le Coq Sportif オメガXIX
こちらもトリコロールの一足。厚底、肉厚アッパーにビビッドなカラーリングという ダッドシューズブームをとらえた一側。
80年代のランニングブームを思わせる、スエードとナイロンのコンビネーションアッパーもレトロですね。
[ルコックスポルティフ] Le coq sportif LAセーヌ
女性に人気のシティランニングモデル「セーヌ」です。ニューバランスでいえばM574を思わせる、ややぽってりとしつつもシンプルで、通気性にも富んだモデル。どんなファッションとも合う万能性の中にルコックらしい上品さが漂います。
[ルコックスポルティフ]le coq sportif エウレカ 1.2
ルコックのハイテクライン「エウレカ」が日本を代表するスニーカーショップであるミタスニーカーズとコラボしたモデル。アッパーに採用されたスウェードと、ソールに配されたセンスの良いレッドとエメラルドグリーン。これらのプロデュースをマツコの知らない世界にも出演した国井栄之氏が手がけました。
[ルコックスポルティフ] le coq sportif エクラット
ルコックのランニングシューズの代表作といえる一足「エクラット」。メッシュを採用した軽量のアッパーに、シューレースの耐久性と締まりを良くするDカンなど、細部にこだわりが詰まっています。カラーバリエーションも多いのも嬉しい!
[ルコック スポルティフ] le coq sportif LCS R 950
上でも紹介した「エクラット」の変わりダネモデル。発明家ジャカール氏が発明した「ジャカード織り機」を使って編まれた、特殊な柄のアッパーが特徴です。足元にハズし感を演出したい人にはオススメです!