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スニーカーのお手入れ、ちゃんとしていますか?
お気に入りのスニーカーが汚れてしまった!そんな時、ちゃんと洗っていますか?
いざスニーカーを洗おうと思っても、どう洗っていいかわからない!というか、水につけちゃって大丈夫なの?という方多いのではないでしょうか?
そこで、今回はオススメのスニーカーの洗い方をご紹介したいと思います!
▽ニットスニーカーの場合はこちらを参照
スニーカーは水洗いしない方がいい
よく、まとめサイトなどには水洗いを推奨する書き方がされていますが、個人的にはあまりオススメできないと思っています。
というのも、スニーカーの多くはパーツをくっつけるために接着剤が使われており、ぬるま湯や洗剤などによって接着剤が溶け出したり、接合力が落ちたりすることがあります。
また、ソールに使われるポリウレタンは水と化学反応を起こし、加水分解という現象を起こします。加水分解は二度とスニーカーを履けなくなるほどソールが劣化するため最も注意しなければならない現象です。
▽詳しい解説はこちら
事実、バンズのスニーカーなどは水洗い不可という但し書きすら同梱されているので、基本的にスニーカーの接着剤は水洗いに弱いものと思って扱った方が良いと思います。
もちろん、水と接することそのものが加水分解の遠因にもなりますしね。
ですので、シューケアの方程式としては、
- 汚れが酷くならないよう日頃のケアを忘れない
- それでも汚れたら水をなるべく使わずに洗う
- 本当に汚れが酷くなった時だけ水洗いを検討
- 汚れも「味」だと割り切る
というのが良いと思います。
(ジェイソンマーク) JASON MARKK COMPLETE PACK スニーカークリーナー コンプリートパック 1set
スニーカーの洗い方:日常ケア編
スニーカーの洗い方の前に、まずスニーカーを汚さないことが重要です。
突発的な雨などなら仕方ないですが、それも、事前の備えで汚れをかなり軽減できますので、最低限、以下は絶対にやってください!
- こまめに防水スプレーをかける
- “毎回”消臭殺菌スプレーをかける
特に防水スプレーは水だけでなく、汚れも弾く効果があるので絶対的に必須です。
スニーカーの洗い方:なるべく水を使わない洗い方
①専用ブラシで埃を落とす
まずは、ブラシで余計なホコリを落とします。これをしてからでないと、この後の工程をやっても汚れを広げるだけになってしまうこともあります。
おすすめは、豚毛や馬毛など動物の毛を使用したものです。適度な硬さとやさしさで靴を傷めづらいのに深くまで汚れを掻き出します。
また、艶出し効果もあるので、ブラッシングだけでかなりの清掃効果があります。
②スニーカー専用クリーナーを使い汚れを浮かす
今回は極力水を使わない洗い方なので、水につけずにスニーカー専用クリーナーを使います。
スプレーを洗う箇所に振りかけてしばらく待ちましょう。
③泡立って少し立ったら乾いた布で汚れと一緒に泡を拭き取る
スプレーをかけると泡が立ちますので、そのまましばらく待ちます。すると汚れが浮いてきますので、乾いた布か固く絞った布で拭き取ります。
汚れが気になる箇所は、素材に傷をつけないよう気をつけながら歯ブラシ等で軽くこすります。
④ミッドソールが汚れている場合は、消しゴムを使って汚れを落とす
上の工程でミッドソールも綺麗になるとは思いますが、気になる場合や日常的に洗う場合は、消しゴムがオススメです。
専用ゴムでもいいですし、市販のプラスチック消しゴムでも十分落ちます。革やスウェードレザーに使う場合は、少しセンシティブなので専用の方がいいかも。
⑤しっかりと乾いた後、改めて防水スプレーをかけておく
スニーカークリーナーの泡で表面は軽く濡れますので、しっかり乾いたことを確認し、最後に防水スプレーをかけましょう。
これが今後の汚れ防止効果を生みます。
▽詳しい使い方の解説はこちら
水を使うのが面倒くさい、靴を長く使うためになるべく水洗いは避けたい!
そんな方は是非この洗い方を試してみてください!汚れがひどくなる前にこまめに洗うのがポイントです