スニーカー界ではアシックスが絶好調ですが、スニーカーに限らず「日本製」の商品が大人気ですね。
ちょっと高くてもより品質の良いもの。ただの量産品より人に語れるもの。そんな考え方の人が増えているのかもしれません。
そんな、こだわりの「日本製」とフランスのデザインセンスが融合した、高品質スニーカーブランドが「PATRICK(パトリック)」です。
どこかレトロ感を感じるデザインと、見るからに質の高い本革アッパー、そして職人技を感じる妥協のない造りの良さで人気を博すブランドです。大手の量販店でも取り扱いを開始していることもあり、目にしたことのある人も多いのではないでしょうか?
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ブランドのスタートは1892年、トレードマークは獅子の紋章と二本線
パトリックの創業はなんと、1892年。日本では明治時代。首相は伊藤博文の時代です。西フランスのパトリック・ベネトゥが息子たちと靴製造を開始したことが始まり。
ブランドが本格的にブレイクしたのは1970年代。サッカースパイクや陸上シューズといった、軽量性を求められるスポーツシューズのサプライを開始し、同時期にトレードマークである獅子の紋章と、ブランドアイコンとなる二本線をリリースしたことで、フランスのオシャレさんたちの間で評価が一気に高まりました。
1980年代には、フランスのレジェンドサッカー選手であるミシェル・プラティニにスパイクを提供したとか。
フランスらしい、オシャレで遊び心のあるデザインで、スポーツシューズにカラフルな色使いを取り入れるなど、それまでの常識を覆す挑戦で成功を収めました。
現在の製造は日本!日本製ならではの上質な履き心地!
日本での流通は1978年からと言われていますが、今日までの間、定番商品として人気を維持し続けています。
そして、その蜜月関係は極点に達し、1990年についに製造拠点を日本に移すまでに至りました。
他のアジア諸国で作ればもちろん製造原価を下げることができるわけですが、あえてそれをせず、品質と履き心地を追い求めた結果と言えるでしょう。細部までこだわり抜かれ、熟練の職人による技の数々が惜しげもなく注ぎ込まれています。
なんと、修理もメーカーが対応!国内ならでは!
また、日本国内生産の利点はもう一つ。スニーカーブランドにしては珍しく、リペアも自社で行っているんです!
アッパーは綺麗に使っているのに、ソールが削れて履けなくなってしまったなんていう時には、一万円以下で新品同様にリペアしてもらうことが出来ちゃいます!「良いものを長く」そんなマインドが嬉しいですね。
「PATRIC(パトリック)」のおすすめ人気モデル一覧
本日は、数多くのバリエーションから、特におすすめのこれは買っておけ!っていうモデルをご紹介します!
[パトリック] PATRICK STADIUM(スタジアム)
1970年代のジョギングシューズをモデルにしたパトリックを代表する定番ライン。
レザーとナイロンを組み合わせた、軽量なアッパーと爪先が巻き上がったソールが70年代風。サッカーシューズっぽい薄手のシルエットもかっこいい。
[パトリック] PATRICK KING CRAFT
今回、特におすすめしたいスニーカーがこちら!EVAソールを搭載した本格スニーカー「キングクラフトプラス」です。
高級感抜群のヌバックレザーのしっとりとした質感が最高です!
[パトリック] PATRICK IRIS(アイリス)
スポーツスパイクに使用される、伸縮性が高く、軽量なカンガルー革を採用したオールレザーモデル。すっきりとしたシルエットでありながら、ステッチを多用したレザーは耐久性も十分。
[パトリック] PATRICK PAMIR(パミール)
上で紹介したアイリスのレザーをスムースレザーに変更したモデル。
高めに設計されたヒールがかかとをしっかりと包み込み、薄底なのに疲れづらい履き心地を実現しています。
[パトリック] PATRICK MARATHON(マラソン)
パトリックの圧倒的人気モデル「マラソン」。70年代風を思わせるレトロなアッパーに、厚手のランナー向けソールを搭載した、スポーティなモデル。厚底なので、シークレット効果も期待できます。
[パトリック] PATRICK C-MARATHON(クールマラソン)
パトリックの定番モデル「マラソン」のナイロン部分をメッシュ素材に変えた、夏場におすすめの涼しいモデルです。一番人気のトリコロールはフランスを感じさせるパトリックらしいカラーリング。
[パトリック] PATRICK JET-LE(ジェットレザー)
パトリックがかつてサプライしていた陸上スパイクをモチーフにした軽量薄底のモデル。つま先部分のソールとかかと部分のソールが分かれた加工になっている、細部へのこだわりを感じる一足。
[パトリック] PATRICK SULLY(シュリー)
2006年にリリースされた最近のモデルにして、今や定番ラインを脅かす人気を誇る「シュリー」。
人工皮革を採用し、かつ柔軟でグリップ力の高いソールを実装した、悪天候にも強い薄底スニーカーです。トレードマークの二本線は爪先に配置されています。