防臭、O脚、外反母趾にも! “インソール(中敷き)”の効果別オススメ商品一覧

靴内環境の改善に役立ち、履き心地を決める重要要素の一つでもあるインソール(中敷き)。

表からは見えないため、靴の購入時点ではなかなかその実力を測ることはできませんが、長く履けば足の疲れ方や蒸れ感などに大きな差が出ます。まさに縁の下の力持ちです。そんなインソールは疲れの解消や匂い、蒸れの解消以外にも、外反母趾予防などの医療的な効果も見込めます。

今回は、インソールの効果やおすすめの用途について見ていきましょう。

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インソール(中敷き)の効果の分類

インソールの効果は大きく以下のように分類することができます。

分類効果
医療効果O脚、X脚、偏平足、ハイアーチ
外反母趾・内反小趾
履き心地改善衝撃吸収
滑り止め
靴内環境改善消臭
蒸れ防止
防寒対策
その他子供用(サイズ調整)

医療効果は、主に足の指周りの圧迫解消や、ソール自体に内向き、外向きと角度を付けることでO脚や偏平足の方の歩きづらさを解消する役割です。

履き心地改善型は、着地ショックの吸収や滑り止め機能による安定性向上が上げられます。

靴内環境改善型は、銀イオンや抗菌素材による消臭機能や、シリカゲルによる蒸れ防止、また逆に毛足の長いムートン調のソールで防寒機能を提供するものもあります。

その他、すぐに大きくなって履けなくなってしまう子供靴のサイズ調整用のソールも存在します。

効果・効用別インソール(中敷き)ピックアップ

それぞれの効用ごとに主な商品をピックアップしました。
是非、購入の参考にしてください!

O脚、X脚、偏平足、ハイアーチ用

O脚矯正 インソール,O脚矯正サポーター 土踏まず中敷き アーチサポーター 扁平足 インソール ひざ・腰の負担を軽減 疲れにくい 中敷き 衝撃吸収 O脚対策インソール O脚矯正グッズ 美脚 足裏ツボマッサージ … (M)

O脚対策には、ソールそのものが内向きにバンク(傾き)のついた形状の矯正用ソールが存在します。X脚用には逆にバンクが外側に向いたソールが向いています。

偏平足は足の裏が平らで、土踏まずが地面に着いてしまう状態のことを指します。主に足が疲れやすくなったり、痛みが出やすくなります。逆にハイアーチは、近年注目され始めた症状で、別名「甲高」とも言います。足にタコができやすくなったり、踵に痛みが出たりします。

これらは、高性能な対策ソールを選ぶことで症状を改善することができます。

外反母趾・内反小趾用

足の親指が小指方向に曲がってしまう症状が「外反母趾」、小指が親指側に曲がってしまうのが「内反小趾」です。

外反母趾はハイヒールなど先の細い靴を履く女性に多く発生するイメージですが、近年では男性靴のレイアウトも細身なものが増えた結果、男性でも発症する人が増えています。

根本的には、外科的に対策するか、足指サポーターを使って対策することが必要ですが、高性能なソールを使うことで「予防」をすることができます。

一方、内反小趾は日頃の歩き癖なども影響します。足の外側から着地する歩き方になっていたり、疲れがたまって歩くバランスがゆがむと、余計な負荷が加わり、 内反小趾の原因となります。

歩行を楽にし、バランスを矯正するソールを使用しましょう。

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衝撃吸収用

衝撃吸収機能の高いソールは、最も数が多い分野です。

衝撃吸収用ソールは大きく分けてスポーツ用とビジネス用があるので、用途に合わせて選びましょう。

また、靴のサイズ感は大きく変えずに衝撃吸収性能だけアップしたい場合は、かかとだけのハーフ型を選ぶのも手です。

滑り止め用

滑り止め用のソールは、吸着性の高いジェルタイプが主流です。主に、女性の靴擦れ対策として売れているため、必然的に女性向けの品ぞろえが多くなります。

男性スニーカー向けという意味だと、ヒールカップがしっかりしたタイプであれば安定感も高く、滑る心配もありません。

消臭用

男性なら誰でも気になる消臭効果です。

消臭効果を発揮させるため、殺菌効果のある銀や炭を使った製品が多数リリースされています。

ただし、ビジネスシューズ向けが多いため、スニーカーやスポーツシューズで使うのであれば、ヒールカップや人工筋肉等の高性能素材が搭載されているモデルを選ぶとよいでしょう。

蒸れ防止用

蒸れ防止のアプローチは、大きく通気孔を設けることによる通気性のアプローチか、特殊素材による吸湿・脱湿のアプローチがあります。

当サイトでは、後者の特殊素材を押させていただきたいと思います。

特に、お菓子などの除湿剤としてもなじみのあるシリカゲルを使用したインソールは、驚異的な除湿力を発揮し、靴を履いていない間も靴内を乾燥させ続けるため、高い防臭効果も期待できます。

防寒対策用

防寒対策用のソールは最も迷走している(笑)分野かもしれません。

防寒へのアプローチはいくつかありますが、一つは「ボア」や「ウール」による保熱のアプローチです。しかし、それでは厚みが出すぎてしまうため、フェルトで成形したものもあります。

また、変わり種としては、USB電源で加熱するタイプもあります。ひどい冷え性の方や寒冷地へ行く際の装備として使われるケースが多いようです。

子供用

子供の足は成長が早く、幼少期には3か月に一度靴を替えるべしといわれるほど高頻度で買い替えが必要です。

そのため、一般的には成長を見越し、少し大きめの靴を買っておくわけですが、最初はサイズが大きすぎてしまうので、転びやすくなったり、脱げてしまったりすることがあります。

その対策として、サイズ調整用のソールを履かせることで一つの靴を長く履くことができるようになるのです。

また、歩き方がガニ股になっていたり、内股になっていたりと、変な癖や骨格による歩行異常がある子供もおおく、それらの矯正のために矯正中敷きを使用するケースもあるようです。

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