最近では、「ダッドシューズ」が若者の間で流行するなど、ちょいダサスニーカーが人気だと言われています。
しかし、巷で流行っているちょいダサシューズは、メーカーがきちんとデザインした、「あえて」のダサさ。ダッドシューズだと思って買ったら、ただのダサいだけだったら泣けますね。
そこで、今回は、ダサいスニーカーに共通する条件を5つご紹介します。
これに気を付けて選べばダサいスニーカーを選ばなくて済みますよ!
目次
ダサいスニーカーの特徴①:アッパーの構造が複雑すぎる
ダサいスニーカーの特徴として、アッパーの柄が複雑すぎるということが挙げられます。
ハイテクシューズを目指してデザインされたアッパーは、メッシュや合成皮革、ナイロン、ビニールなど、様々な素材を組み合わせたデザインを採用し、確かに一見様々な機能を搭載しているように見えますが、実際のところは機能が追いついておらずゴテゴテとした印象だけを与えがちです。
無難に選ぶなら、ハイテクっぽい複雑なアッパーより、素材の組み合わせは2種類以下のシンプルなスニーカーを選びましょう。
ダサいスニーカーの特徴②:奇をてらい過ぎたデザイン
①の複雑なアッパーとも通じるものがありますが、色遣いやデザインが奇をてらい過ぎているシューズは、上級者向け過ぎて普通の人は履きこなせない場合が多いです。
例えば、謎のベルトクローズがあるアッパーや、蛍光色のソールなど、素人には理解のしがたいデザインのものはシューズだけではなく、トータルコーディネイトが必要となるため、よほど自信がない人は避けるべきだと思います。
ダサいスニーカーの特徴③:つま先が幅広すぎる
町履きのスニーカーは町履きに合った洗練さが必要です。
例えば、ニューバランスの574と996であれば、996の方が町履き用としては活躍します。
ダサいスニーカーは、とにかく履きやすさや楽さを重視しがちです。
その結果、つま先周りの足幅がかなり広めの作りになっているシューズが多いのが特徴です。
足幅が広いと、スニーカーというよりウォーキングシューズや安全靴のような見た目になり、どうしても垢抜けない印象を与えてしまいます。
ダサいスニーカーの特徴④:合成皮革の質が低く安っぽい
安いスニーカーがダサいというわけではありませんは、ただ、ダサいスニーカーは、安いことが多いです。
その安さを支えるのは、安い素材であり、安い素材の代表格といえば合成皮革でしょう。
もちろん、合成皮革でも質のいい合成皮革は本革と変わらない風合いを出してくれますし、合成皮革でもスウェード仕立てになっていればまだマシですが、安さ重視のスニーカーに使用される合成皮革は表面が少しピカピカと光沢がかっており、光沢を抑えるためにわざとシボ加工を施してあるような質感になっています。
履いている本人はバレていないと思っているかもしれませんが、革の質は結構一目でわかってしまうので注意が必要です。
ダサいスニーカーの特徴⑤:タイヤメーカーの靴(タイヤ靴)
上記、①~④の特徴をほとんど実装してしまっているのが、ダンロップやブリジストンなどのタイヤメーカーの靴です。
そもそも、スニーカーの歴史を紐解くと、のちにタイヤメーカーとして大成する会社がゴムの加工技術を開発し、それを靴底に転用したことがスニーカーの誕生だと言われています。つまり、スニーカーのパイオニアはタイヤメーカーなのです。
しかし、現在では各社ともに自社でのスニーカーづくりからは撤退し、OEMでの委託製造のみになっています。流通もスーパーや個人店など、「地場」が中心で、購入する層もおじさん中心です。
ダンロップのスニーカーなどは、一部のそれを履きこなすおしゃれ上級者のことを尊敬も込めて「ロッパー」と呼ぶことがありますが、機能と安さを重視したシューズづくりは垢抜けない印象もあり「ダサい」と言われがちです。
以上のことに注意してカッコいいスニーカーを選びましょう!