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梅雨を本気で乗り切る!防水スプレーテクニック
梅雨を乗り切るために必須のアイテム「防水スプレー」。
買ったらとりあえず振っておくという人も多いと思いますが、実はこの防水スプレー曲者なんです。
正しい使い方をしないとむしろ靴を痛めることになってしまいます。
そこで今回は、スニーカーの防水性を高めるとともに、汚れにも強くして長持ちさせる防水スプレーの正しい使い方をご紹介します。
防水スプレーの種類は大きく2種類!正しく使い分けよう
防水スプレーには大きく分けて、2種類あります。
フッ素系防水スプレー
フッ素系防水スプレーは、繊維一本一本にまとわりつくように皮膜を作り、水を繊維に吸い込ませずに撥水します。
繊維そのものを守るので、水だけでなく汚れにも強くなるのがこのスプレーの長所で、幅広く使われている所以です。
また、布の間の隙間を埋めてしまうことがないので、通気性を損なわずに撥水加工をすることができます。
↓フッ素系防水スプレーの例
シリコン系防水スプレー
シリコン系防水スプレーの方は、表面全体をシリコンの膜で覆ってしまう形でバッチリコーティングしてしまいます。それにより超強力な撥水性と防汚性を発揮します。
シリコン自体は潤滑剤としても使われる素材のため、表面を艶やかにする効果もあります。
しかし、材質の通気性すら完全にカットするので、蒸れやすくなったり、靴自体の機能を損なってしまうのが弱点。さらに、素材の特徴上、白系の素材に使うと変色の原因になることがあります。
↓シリコン系防水スプレーの例
SNEAKY スニーキー プルーフ 防水 撥水スプレー 275ml 靴 帽子 アクセサリー 衣服 エアゾール不使用 ナノプ…
まとめるとこういう感じです。
種類 | 撥水力 | 通気性 | 風合い |
---|---|---|---|
フッ素系防水スプレー | 強力 | 高い | 元のまま |
シリコン系防水スプレー | 超協力 | 低い | まれに白くなる |
スニーカーにはフッ素系防水スプレーがオススメ!
総合的に判断して、靴にはフッ素系防水スプレーがオススメですね。
シリコンはどちらかといえば、傘やリュックサック、テントや雨具などのアウトドア用品に利用されることが多いイメージです。
靴に使うと、通気性を損なってしまったり、素材の風合いを損ねてしまうことがあります。説明書きを見てもそのような注意が書いてあることが多いです。
オススメの防水スプレーまとめ
手に入りやすく高品質なオススメの防水スプレーをご紹介します!
[コロンブス] columbus AMEDAS アメダス
シューケアグッズといえば、コロンブス!
定番中の定番商品です。
コロニル フッ素系 防水保護スプレー 「ウォーターストップスプレー 400ml」
ドイツから来た高品質シューケアグッズ!
さすがの撥水性でお気に入りに使いたい一本。
M.MOWBRAY M.モゥブレィ 3×3プロテクターアルファ220ml/防水スプレー
スイスのシューケアメーカーの老舗!
世界的にはかなり定評のあるメーカーです。商品バリエーションの多さも魅力。
LOCTITE(ロックタイト) 超強力防水スプレー 布・革 420ml DBS-420
安さと強力な防水力が魅力のロックタイト。
とにかくいっぱい使いたい方や安く大量に欲しい方はこちら。
スエードにはスエード専用防水スプレーを
スエードは、もともと皮革の中でも太い繊維の部分を使用している上、起毛加工になっているので、元来、撥水性は高いのですが、一度水が染み込んでしまうと痛みの原因にもなってしまうため、防水スプレーは必須です。
普通のスプレーでも良いのですが、あくまでスエードは革製品です。なので、革製品向けの成分になっているスプレーを選ぶとなお良しです。
[サフィール] 起毛革専用 スエード&ヌバックスプレー
安心のスリーエムの専用スプレー!
風合いを損なわない成分構成です。
[コロニル] 栄養・防水スプレー ヌバック+べロアスプレー 200ml CN044033
水をはじくだけでなく、革に栄養を与える成分を配合したハイブリッド仕様。
高級なベロアやヌバックなどの比較的毛足の長いシューズに最適です。
[エム・モゥブレィ] スエード用栄養・防水スプレー スエードカラーフレッシュ 2106
防水性とともに、皮に栄養を与えることで皮を長持ちさせるスエード用防水スプレー
正しい、スプレー選びで、愛するスニーカーと長く付き合いましょう!