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やっぱ日本製が好きやねん!
日本といえばものづくりの国。
細部まで徹底したこだわりと、妥協の無い作りこみは海外のメーカーには無い独自のブランド感を醸し出していますよね。例えば、世界を席巻した時計や精密機械なんかは日本の誇りとして世界に自慢できる逸品です。
そして、今、スニーカーの世界でも日本のものづくりの良さ表現するブランドが立ち上がっています。
本日ご紹介するのは「ブルーオーバー blueover」という、2011年に大阪で立ち上がったブランドです。
職人達の技術と伝統+80年代以降の若者文化
2011年に、スニーカーをこよなく愛するプロダクトデザイナーたちが集まって立ち上がった「ブルーオーバー blueover」。
そのコンセプトは「新しく変わらないもの」。
欧米的な大量生産ではなく、日本が世界に誇る伝統的な製法や技術力に改めて回帰し、その素晴らしさに目を向ける一方、80年代以降の若者を中心に巻き起こったストリートカルチャーの感性を積極的に取り入れ、日本の伝統と現代的感性の融合を図っています。
目指したのは日本的な「わびさび」の世界観
そのデザインは流行に左右されない普遍的なもの。しかし、細部には多くのこだわりが宿っています。
例えば、幅広に作られた靴幅や爪先へ向け絶妙なアーチを描く曲線など、ちょっとしたレイアウトの妙に日本的な「わびさび」が詰まっています。
神は細部に宿ると言いますが、70前後の靴職人たちの技とデザイナーの妥協の無い姿勢が詰まった一足はまさに神の一足と言っていい美しさがあると思います。
少数生産だから大切に手入れをしながら長く履ける
「ブルーオーバー blueover」のスニーカーは、こだわりの手作業によって生産されており、とにかく少数生産です。また、市場の需要に対応するだけの生産体制が取れているわけでも無いので、要望が無い限りは基本的には同じものは作らないスタンス。なので、完売したらそのまま生産終了になってしまうモデルも数多くあります。
しかし、それもまたこだわりの1つ。
「いつでも手に入るものより、その時しか手に入らないものの方が、丁寧に長く使ってもらえる。」という思いを持っているそう。
「ブルーオーバー blueover」の代表的なモデルをご紹介
ちなみに、「ブルーオーバー blueover」のスニーカーは敢えてややキツメの設計にしているそう。
それは、履いていくうちに革が伸びていくことを想定しているからとのことなので、まずはいつものサイズで購入し履きこんで馴染ませていくことをオススメします!
[ブルーオーバー] blueover Mikey Lo Velor
アッパーに継ぎ目の無い一枚革を使用したシンプルながら贅沢なスニーカー。滑らかなベロアの質感を存分に実感できる一足になっています。デザインベースは今流行のヴィンテージランニングスタイルで、やや薄底のソールがレトロ感をかもし出していますね。
[ブルーオーバー] blueover Marty
マイキーとは異なる木型を使って成型されたモデル。爪先の反り返りや従来より厚めに設計されEVAソールを搭載した高機能ソール。スエード素材とナイロンメッシュの合わせ技は80年代のランニングブームを髣髴とさせるスタイリングに仕上がっています。機能も美しさも申し分ない一足。
[ブルーオーバー] blueover Shorty
ナイロンとスエードの合わせ技をよりスポーティにアレンジしたスタイル。軽量ナイロンで軽快な履き心地を出しながらも、細部に微調整を繰り返し、長くはいてもヘタらない丈夫と上質さも注ぎ込みました。
[ブルーオーバー] blueover Mikey Mid Velor
上で紹介したマイキーのミッドカットアレンジです。こちらも継ぎ目がほとんど無いように加工された二枚ベロア革仕様。履き口のライニングには吸湿性の高い豚革を使用するなど、快適さにもこだわったスニーカーです。