ニューバランスの定番中の定番と言えば、「996」シリーズです。
町履きに適したスリムなアッパーと履き心地と高級感を両立したスタイルと、手に取りやすい価格で、最もよく見かけるスニーカーといっても過言ではないでしょう。
その「996」で一般的に流通しているのは「MRL996」というモデルですが、 2019年に「CM996」というモデルに生まれ変わりました。
一見、大きく変わらないですが、一体どのようなところが変わったのでしょうか?
分からないことは聞いてみよう!ということで、ニューバランスにメールと電話で問い合わせ、公式に回答をお願いしてみました!
目次
CM996の変化点:ソール編
まずは、今回最も大きく変わったという噂のソールについて聞いてみました。
CM996では、ソールが「レブライト(RevLite)」と「エンキャップ(ENCAP)」の二層構造から、「シーキャップ(C-CAP)」二枚の二層構造に変わっており、その履き心地のアップデートが一番の違いだと言われています。
<質問>
ソールがレブライトからC-CAPに変わったとのことですが、C-CAPになったことで、履き心地はどう変わるのですか?
<NB回答>
C-CAPはクッション性が高い搭載機能でございます。
こちらの変更されたことにより、ENCAPの方が軽量性がある為、CM996の方が多少重みを感じられる可能性がございますが、クッション性能はCM996の方が高く、柔らかくなりました。
つまり、ソールがENCAPからC-CAPに変更されたことによって、以下のような変化があったということです。
- クッション性能が向上し柔らかくなった
- 重量が少し重くなった
アップデートによって重くなっているのはかなり意外ですね。
CM996の変化点:アッパー編
さて、次はアッパーです。
口コミによると、以前よりもスリムさが増し、精悍な顔立ちになったなどと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?
<質問>
——-アウトソールが若干細身になったともいわれていますが、具体的にどのようにアップデートされたのでしょうか?
<NB回答>
MRL996からCM996へのアウトソールのアップデートや変更はございません。
これも、意外な回答でした!
巷の評判では「細くなっている」とのことだったのですが、実は全く変わっていなかったという事実が判明しました!
CM996の変化点:価格編
さて、最後に値段について聞いてみます。
アップデートで素材が変わったことによって、値段に影響は出ているのでしょうか?
<質問>
——-CM996になることで、MRL996からの値段の変更はありますか?(同色同ランクモデルの場合で)
<NB回答>
同ランクモデルの金額の変更はございません。
素材は変わっても値段は変わらずとのことです。
CM996の変化点:まとめ
MRL996とCM996の違いをまとめると、以下のようになります。
- 重さ:ちょっと重くなった
- クッション性能:柔らかなり性能が向上
- アウトソール:全く変わらず
- 価格:変わらず
いかがでしたでしょうか?
色々とネットで聞こえてくる話とは異なる結果となり、かなり意外だったのではないでしょうか?
シューズのアップデートとして、ソールを変えるというのはかなり大きな決断です。
大改造といえる変更を加えた、CM996をぜひ履いて、ニューバランスの進化を体感してください!