【スニーカー性能が向上】高級インソール(中敷き)の種類と選び方講座

皆さんが、スニーカーの性能を語るとき、良く語られるのはアッパーやミッドソールの性能ではないでしょうか?

確かに、アッパーやミッドソールは外見で特徴分かるため評価がしやすいというのはあります。

しかし、実は履き心地を決める大事な要素として「インソール(中敷き)」の存在を無視することはできません。

足の安定性を高め、着地ショックを吸収し、蒸れを解消するなど、靴の心地よさを決めているのは実はインソール(中敷き)であるといっても過言ではありません。

スポンサーリンク

何故インソール(中敷き)にこだわるべきなのか

ソフソール(SOFSOLE) インソール アスリート IMPLUS 衝撃吸収 取替タイプ Lサイズ(26.5~28cm) 13026

前述したように、インソールは靴の心地よさを決定づける最重要要素です。
最も足との距離が近く、疲れがたまりやすいのが足の裏であり、その足の裏を支えるのがインソール(中敷き)だからです。

また、インソール(中敷き)は、クッション性能の向上や蒸れや臭いの解消だけではなく、外反母趾やO脚の解消など、医療的な効果も期待できます。

かのニューバランスは外反母趾の矯正シューズメーカーとしてスタートしているなど、スニーカーの進化と医療的効果は切り離せません。

>>ニューバランスの絶対知っておくべき基礎知識5つ【基本編】

インソール(中敷き)の種類と主な効果

インソール(中敷き)には主に足裏全体をカバーする「フルインソール型」と、つま先、もしくは、かかとだけをカバーする「ハーフインソール型」が存在します。

大分類小分類効果
フルインソール
  • 衝撃吸収
  • 臭い防止
  • 蒸れ防止
  • 外反母趾防止
ハーフインソールつま先用
  • 滑り止め
  • 衝撃吸収
  • 外反母趾防止
かかと用
  • 靴擦れ防止
  • 衝撃吸収
  • 身長アップ

フルインソールの使い方

Perkisboby インソール 扁平足対策 扁平足アーチサポート 衝撃吸収 中敷き EVA材質 クッション 人間工学設計 疲労軽減 防滑 通気 抗菌防臭 軽量O脚X脚矯正 シリカゲル素材 足首の痛み、足底筋膜炎 立ち仕事 男女兼用 サイズ調整可能

フルインソールは、皆さんが最も想像しやすい中敷きの形状です。

フルインソールを使うためには、スニーカーに標準搭載されたソールを外して入れ替えるか、ソールの上にかぶせて使います

しかし、履き心地を売りにするハイテクスニーカーでは、ソールも含めてのトータルの履き心地を提供するため、接着剤で張り付けられている場合があり、無理やり剥がすと壊れたり、ゆがんだり、接着剤成分が残ってベタベタしたりしてしまいます。

よって、最初からインソールが取り外せるセパレートソール式のスニーカーか、元々インソールが薄いスニーカーに使用するのが良いでしょう。

>> 「フルインソール」で検索

フルインソールの選び方

フルインソールは、求める機能によって使われている素材や作りが変わります。

例えば、衝撃吸収性を求めるなら、人工筋肉素材を使った高性能モデルや、αゲルなどの特殊樹脂素材を使った高機能モデルがおすすめです。

SORBO(ソルボ) ソルボライト J6JYA60605L ダークグレー L(26.5~27.5cm)

SORBO(ソルボ) ソルボライト J6JYA60605L ダークグレー L(26.5~27.5cm)

1,008円(12/08 14:26時点)
Amazonの情報を掲載しています

一方、匂いや蒸れの防止を求めるならば、銀成分を織り込んだ抗菌メッシュ素材のものや、食品の除湿剤としてもつかわれるシリカゲルを配合した製品もあります。

値段はピンキリですが、やはり価格が高いものほど高性能ですが、比較的安価でスニーカー標準搭載のソールも存在します。

ハーフインソールの選び方

ソフソール(SOFSOLE) メンズ ハーフインソール オーソテックアーチサポート 重ね敷タイプ フリーサイズ(25~31cm) 18751

ハーフインソールは靴のつま先、もしくはかかとに実装するタイプです。

つま先型は主に女性のパンプスやハイヒールなどの、標準の中敷きが革製でツルツルだった場合の滑り止め、もしくは外反母趾防止のために使用されます。

[ペダック] インソール ArtNo.101 メンズ Beige 39/40

[ペダック] インソール ArtNo.101 メンズ Beige 39/40

1,513円(12/08 14:26時点)
Amazonの情報を掲載しています

一方カカト型は、購入したシューズのサイズが大きすぎてしまった場合や幅が合わなかった場合の安定感向上、もしくはかかと着地の歩き方、走り方の方のカカト保護(ヒールストライク防止)に使用されます。

フルインソールに比べて、ソールの入れ替えなどが必要なく気軽に搭載できる一方、ソールそのものが靴の中でずれてしまわないように、同梱のテープなどで固定する場合もあります。

>> 「ハーフインソール」を検索

インソールを入れ替えた場合のサイズ感について

インソールを入れ替えた場合に、せっかくジャストフィットだった履き心地が変わってしまう場合もあります。

標準搭載のインソールとの載せ替えを行う場合は、厚みがほとんど変わらなければサイズ感に変わりはありませんが、元々のインソールが薄い場合やそもそもインソールが無い靴にハイテクインソールを搭載するとサイズ感が変わってしまう場合があります。

フルインソールの場合は、+0.5cmくらいで靴を買っておいた方がいいでしょう。

ハーフインソールの場合は、そこまで大きくは変わらないため、そのままのサイズで問題ないと思います。

スニーカーの履き心地にこだわるなら、是非インソールにもこだわってみてください!

スポンサーリンク