本気でランニングデビューをしたい方や、ダイエット・運動不足の解消で走り始めたい方が徐々に本格的になっていくと、「マラソン大会に出てみたい!」と思ってくる方も多いと思います。
マラソン大会でよく聞くワードが「サブ3(sub3)」「サブ4(sub4)」という言葉です。マラソンのレベルを表す言葉だという言葉だというのは分かりますが、どういう意味なのでしょうか?
目次
そもそも「サブ」って何?
マラソンのレベルを表す言葉として、「サブスリー」「サブフォー」など「サブ〇〇」という言い方をします。
正式には英語で「Sub three hours」「Sub four hours」という綴りとなります。「Sub」とは接頭語で「下、以下、下位」などの意味があり、つまり
- サブ3:3時間以内
- サブ4:4時間以内
- サブ5:5時間以内
という意味となります。
一般的には1刻みや0.5刻みでレベル付けされています。
サブ3のレベルとは
全体のランナーの3%しかいないといわれています。サブスリー獲得はランナーにとって大きな勲章であり、エリートランナーの証です。競技会などでも上位を争うことができるシリアスランナーのレベルと言えます。
サブ3にチャレンジするランナーは「トライ3」と言います。
サブ3(トライ3)向けシューズ例
サブ4のレベルとは
全体の20%ほどしかいない、上位ランナーを指します。
10kmを1時間以内のペースで走り続ける必要があり、スタミナのみならずかなりのスピードも求められる、ランナーとアスリートの壁とも言えるレベルです。
サブ4にチャレンジするランナーは「トライ4」と言います。
サブ4(トライ4)向けシューズ例
サブ5のレベル
達成するとランニング中級者として人に自慢ができるレベルです。
ランニングに本気で取り組む際の最初の目標となるレベルと言えます。レース中に一度も歩かないことはもちろん、序盤・中盤・終盤のペース配分や、起伏・気候条件などの複雑なコースマネジメントも必要になります。
サブ5にチャレンジするランナーは「トライ5」と言います。