マジックテープ(面ファスナー)ってダサいっていうイメージありませんか?
まだ靴紐を結べない小学生がバリバリやっているイメージかもしれませんね。
でも、大人のマジックテープは、今、アリです。
というか、むしろ来ています!
今回は、そんなマジックテープ搭載スニーカーの中でも特におすすめの、「コンバースオールスターV-3」を中心にその魅力をお伝えしていきます!
目次
そもそもマジックテープ(面ファスナー)ってなんだっけ?
マジックテープとはクラレ社の商標であり、「面ファスナー」というのが正式名称です。
少し硬めのプラスチックで作られたかぎ爪状の面(オス)と、フワフワもじゃもじゃの柔らかい合成繊維の面(メス)を合わせると、かぎ爪側がもじゃもじゃ側の繊維に絡みつくことで高い接着性を発揮します。
「ひっつき虫」と呼ばれる山や野原で見かける植物の種子をヒントに開発されたと言われています。
面ファスナーは、横方向の抵抗力がすこぶる強い一方、垂直方向には簡単に剥がれる性質があり、着脱が容易なため衣類や靴によく使われます。特に靴ひもを結べない子供向けの靴には必需品となっています。
ちなみに、ファッション業界では「ベルクロ(ベルトクローズ)」と呼ばれることが多いです。
何故マジックテープはダサいと言われるのか
そんな、マジックテープ(ベルクロ/面ファスナー)はなぜ「ダサい」と言われてしまうのでしょうか?大きく二つの要因が考えられます。
①子供っぽい
子供向けシューズには必ずと言っていいほど搭載されている「ベルクロ機構」。幼児でも一人で靴が履けるなど大変大きなメリットがある一方で、「靴ひもを結べないからベルクロ」というイメージが付きまとってしまうのも事実です。
そんなイメージからか、ベルクロスニーカーは大人向けになるほど少なく、「ベルクロ=子ども」というレッテルが貼られがちというのはあります。
②バリバリという音がダサい
「ベルクロ」は着脱が容易で扱いやすい反面、着脱時に「バリバリ」と大きな音が出るのも特徴です。
一時期、ネット界隈で「彼氏の財布がマジックテープだった。別れたい」というネタが流行ったように、「バリバリ」と音を立てて着脱するのが「ダンディじゃない」という評価になってしまっているようです。
ダサくないマジックテープコンバース「V-3タイプ(ベルクロ)」シリーズ
さて、そんなダサい扱いされるマジックテープ(ベルクロ)ですが、靴紐タイプには出せない味わいで実は人気が上がっているんです。
その中でも特にオシャレさと便利さを同居させているのが、こちらのコンバースのV-3タイプ(ベルクロ)シリーズです。
コンバースの定番モデルに「あえて」ベルクロ機構を合わせ、靴紐とは異なる味わいを出しています。
靴紐タイプはベーシックである反面、「昔ながら感」が漂います。特にオールスターのような定番シューズであればあるほど「クラシック」という印象を持たれがちです。
その点、ベルクロ版は靴紐には出せない「近未来感」を醸し出すことに成功しています。例えるならば「バックトゥザフューチャー2」の未来のバッシュのような感じです。
そんな「あえて」の良さが詰まった「マジックテープ(ベルクロ)スニーカー」にチャレンジしてみてはいかがですか?
コンバース「ジャックパーセルV-3」ベルクロモデル
コンバースの代表的モデル「ジャックパーセル」のV-3モデルです。
そら豆のようなかわいいつま先がオールホワイトのシューズに映えますね。素材もレザーを使用しており、高級感も抜群です。
コンバース「オールスターV-3」ベルクロモデル
ドレッシーさを意識したオールスターのベルクロモデル。
ベルクロの向きを一本ずつ左右反転させることで、独特の雰囲気を演出。革靴のようなトラッドな印象を与えてくれるスニーカーに仕上がっています。
コンバース「シェブロンスター プロライドV-3」
コンバースのサブブランド的位置づけとして近年人気が上昇しているシェブロンスターラインから、プロライドのベルクロモデルをご紹介。
アッパーは質感の良いキャンバス地で統一され、スケートボードでの利用を想定したクッション性の高いインソールを搭載しています。スポーティさを求めているなら、プロライドはファーストチョイスです。