最近、アンダーアーマーがスニーカー業界でも評価を高めています。
アンダーアーマーと言えば、スポーツ選手が着用するピタッとした下着というイメージかもしれませんが、ウェアだけではなく、野球のバットやグローブをはじめとした競技道具やシューズにも進出しています。
今回は、そんな勢いに乗るブランド「アンダーアーマー」に迫ります。
目次
アンダーアーマーとは?歴史と特徴
メリーランド大学のアメフト選手だったケビンプランクが、肌に張り付いて気持ちが悪い従来のスポーツシャツに嫌気がさし、今までにない機能性シャツを開発しようと立ち上げたのがアンダーアーマーです。
つまり、元々はスポーツ用のアンダーウェアを製造していたメーカーなんですね。それが、この約10年間で信じられないほどの発展を遂げているのです。
アンダーアーマーの創業は、私が現役で野球をやっていた1996年の創業。
その体にピッチリと張り付くような特徴的なアンダーシャツをチームメイトが見つけて着てきた時には、それまでの吸湿性、速乾性を重視したポリエステル素材のアンダーウェアに親しんだ世代としてはかなり衝撃的だったのを覚えています。
当初は、少しイロモノ的な扱いでしたが、数々のプロスポーツ選手や有力アマチュア選手がこぞって使うようになり評価は一変!
近年では、ステファン・カリーや読売ジャイアンツのオフィシャルユニフォームのサプライヤーにも選ばれるなど、今や最も勢いのあるスポーツメーカーの一つとなりました。
ナイキやアディダスなどのスニーカーも元を正せば競技用だった
アンダーアーマーの場合、アディダスやナイキのようにランニングシューズからスタートしたわけではなく、あくまでシューズ部門は後発です。
しかし、アンダーシャツで得た実績と知名度、そしてスポーツ選手のニーズを知り尽くした開発力で飛ぶ鳥を落とす勢いでシェアを拡大しています。
確かに、アンダーアーマーのスニーカーは現在は競技用やスポーツ用に振り切っているため、ある意味無骨というか、カジュアルという感じではないかもしれません。
しかし、よく考えてみれば、現在流行している80年代レトロ風のスニーカーは、かつてはレーサー用やジョギング用として開発されたランナー向けのシューズだったわけです。
それが、一周回ってカワイイ、カッコイイという評価を勝ち得たわけですから、アンダーアーマーのスポーツ用モデルも、履きこなし方によっては確実に「イケてる」という評価を得られると思うのです。
事実、今日ご紹介するシューズは、日常的に履いても他のメーカーと遜色ないデザインのものです。人と被らず、かつ履き心地も最高の競技用シューズをカジュアルに履きこなしてみましょう。
カジュアルに履けるアンダーアーマー
[アンダーアーマー] UNDER ARMOUR UAマイクロGストライブV
メッシュのアッパーと幅広の身頃が履きやすい、日常使いにピッタリの一足。
[アンダーアーマー] UNDER ARMOUR ストリートエンカウンターII
スケートボーダー向けの平底ソールスニーカー。ストリートエンカウンターという名前が表すように、街履きを意識したカジュアルな一足。UAマークも控えめで上品な印象。
[アンダーアーマー] UNDER ARMOUR UAスピードフォームフォーティスベント
シリアスランナーにもオススメできる軽量&頑丈な本格派。独自技術のチャージドクッショニング技術を採用し、かかる圧力によって反発力が自動的に変わるという高性能シューズ。
[アンダーアーマー] UNDER ARMOUR ホバーソニック
硬度の異なる素材を貼り合わせ、着地から蹴り出しのスムーズさを追求したニュースパインソール採用のスニーカー。鮮やかなカラーリングがオシャレ!
[アンダーアーマー] UNDER ARMOUR CURRY 2 LOW(カリー ツー)
NBA選手のステファン・カリーに提供したシューズをベースに設計したシューズ。軽量性と安定性を兼ね備えた最上級モデル。
[アンダーアーマー] UNDER ARMOUR チャージドエスケープ2
アッパーが一体成形になっており、フィット感を重視したランニングモデル。長距離ランナー向けのシューズですが、癖のない見た目と、ワンポイントの蛍光カラーがグッド!