海外から人気を逆輸入!アシックスタイガー 「ゲルライトシリーズ」とαゲルの特徴とは

アシックスタイガーゲルライト3
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海外から人気を逆輸入!国内でも大ブレイク中

アシックス(ASICS)といえば、長距離ランナーが愛用する本格ランニングシューズというイメージがあるのではないでしょうか?

野球のスパイクなども製造している日本の老舗メーカーで、ナイキやアディダスに比べるとちょと垢抜けない印象もあるアシックスですが、世界ではその評価が急上昇!なんと業界第3位のプーマを売上高で越す勢いです。

特にヨーロッパでは、本気でランニングを楽しむシリアスランナーたちの間で、高機能でクッション性が高く走りやすいと評判で、その人気は世界各地に専門店があるほど。店頭の専用フィッティングマシンで足型を計り、自分ぴったりの一足をみつけるのがランナーたちのトレンドとなっています。

今回はその中でも特に人気な、1980〜90年代に国内外で人気を集めたアシックスの名作「アシックスタイガー ゲルライト(ASICS Tiger GEL-LYTE)」シリーズをご紹介します!

ゲルライトの「ゲル」とは?

さて、アシックスのトレードマークはアッパーのサイドに配置された「アシックスライン」ですが、「GEL」もアシックスの代表的なアイコンの一つです。

ゲルとはシリコンを主体とした超衝撃吸収素材「αゲル」のことです。

αゲルとは株式会社タイカが開発した素材で、たった3センチほどの厚さのマットに高さ30メートルから生卵を落としても割れないほどの衝撃吸収力を誇ります。

シューズの履き心地はクッション性能で決まるわけですが、クッション性能をそれまでの素材で高めようとすると、かなりの厚みのウレタンスポンジが必要となります。それが、αゲルならわずか数ミリで完璧なクッション性能を発揮することができるのです。

アシックスタイガーゲルライト – ASICS Tiger GEL-Lyte

当時次世代衝撃吸収素材としてもてはやされた「αゲル」をいち早くシューズに搭載したのが「アシックスゲルライト」です。

シューズの表情は非常にクラシカルで癖のないシンプルさ。ゲルライト3やゲルライト5と違い、シンプルなシュータン構造なのも特徴です。

アシックスタイガー ゲルライト3 – ASICS Tiger GEL-LyteIII

1990年代に衝撃吸収素材「GEL」を搭載したランニングモデルとしてリリースされたゲルライトシリーズを代表するモデル「ゲルライト3」。

シュータンがスプリット構造になっていて着用中のズレや履きづらさなどの不快感を軽減します。

さらに初代ゲルライトよりもヒールカップが大きめになっており、安定感も向上。

アシックスタイガー ゲルライト5 – ASICS Tiger GEL-LyteV

ゲルライト3の後継モデルとしてリリースされたシリーズの3作目。

ゲルの衝撃吸収性はそのままに厚みのあるシュータンを実装。「モノソック機構」と呼ばれる、シュータンとシューズが一体化した靴下のような構造になっており、脱ぎ履きがさらに楽に。そして、シュータンのズレによる不快感もなくなりました。

さらにゲルを搭載した、波打つようなミッドソールが高い走行性能を発揮します。

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