【タイヤ】アディダス チュブラー(adidas tubular)の特徴と履き心地&コーデ例

クルマのタイヤのような独特な見た目が存在感抜群のアディダス「アディダス チュブラー(adidas tubular)」。

インパクト抜群のソールで未来感を感じるデザインですが、実はこのチューブラ、20年以上前にリリースされたハイテクスニーカーの復刻なんです。

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実は復刻モデル!タイヤ感満点の独特な見た目で目を引く「アディダス チュブラー(adidas tubular)」

チュブラーのデザインのモチーフになっているのは自転車のタイヤ構造です。

中空でありながら、体重で押しつぶされること無く、適度な反発と硬度を併せ持つタイヤの構造をスニーカーに取り入れるという大胆な発想で、ハイテクスニーカーブームの時期に人気を獲得しました。

当時は本当に自転車と同じくソールに空気穴を設け、ポンプでエア補給が出来たという「こだわりすぎ」の一足で、若干のめんどくささも相まって、ハイテクブームの終焉とともに生産終了していました。

それが、2014年の復刻と2015年に正式シリーズ化され、復活を遂げたというわけです。

日本国内正規品アディダス ADIDAS オリジナルス チュブラー ドゥーム [TUBULAR DOOM SOCK PK] コアブラック/コアブラック/クリスタルホワイト 26.0cm BY3563

最新版は空気入れシステムは無いですが、当時の面影であるタイヤの溝のようなアウトソールデザインと、靴を巻きこんでいるような一体成型の大胆さはまさに新旧のいいとこ取り。

チュブラー独特の柔らかな履き心地を再現したEVA素材の「チュブラーソール」は衝撃吸収力は抜群で、ホバークラフトのように中心にソールは無く、周囲から中央に向かってバランスを取るような形状になっています。

この形状によって外見のボリューム感を残しつつ、軽量化にも成功しているんですね。

今から20年以上前に発売されていたものとは思えないような未来的なシルエットで、今履いていても未だに斬新さを感じることが出来ます。アディダスのハイテクスニーカーの歴史を彩るチャレンジングな傑作です。

特に注目のチュブラードゥームはアッパーソックス一体型

チュブラーシリーズの中でも最新かつ一番独特なルックスなのが「ドゥーム」です。

アッパーとソックスが一体化した、スニーカーというよりも足袋のような見た目。

アッパーはかなり柔らかく軽量で、通常のスニーカーに比べ足首周りやカカト周りのストレスが相当軽減されています。また、くるぶしくらいまですっぽり隠れるようなデザインでニット素材を採用したモデルも多いので、これからの寒い季節にも大活躍しそうです。

ただし、遠目で見るとどうしても靴下感は出てしまうので、丈の短いパンツより、しっかりロング丈のパンツやジーンズに合わせて、さりげなくアピールするくらいが上手なコーディネートかと。

チューブラーシリーズのコーディネート例

有名人や海外セレブにも人気のチュブラーシリーズ。
みんなのコーディネートを参考に、イメージを膨らませてください!

サッカー界の貴公子、デビット・ベッカムのチュブラーコーデです。やはり、存在感抜群のチュブラーにはデニムコーデがベストマッチです。ブーツのような履きこなしでハイカットに裾をインしているのがこだわりでしょうか。

カニエ・ウェストのチュブラーコーデ。全身シンプルな服装に少し青みがかったソールのチュブラーが映えます。赤字のタイポグラフィもセンス良く、スニーカーを主役にしたコーデですね。

こちらは海外のモデルさんの着こなしです。冬の装いにもかかわらず、あえてくるぶしを出してスニーカーを目立たせる上級者コーデ。チュブラー独特の太いミッドソールがツートンカラーの良いアクセントに。

フィリピン人モデル、LA Aguinaldoのコーデです。全体的にシンプルな装いの中に、急にさし色を入れてくる上級者ぶり。スウェードアッパーの上品さとド派手さでスニーカーを引き立たせるコーディネイトですね。

雑誌「ピープル」が選ぶ世界で最も美しい50人のうちの1人に選ばれた、ケンダル・ジェンナーのプライベート写真。プリントTシャツにスパッツというスポーティな装いで、足元には白のオリジナルス チュブラー デファイアント。伸縮性のあるジャージ素材を採用したレディースの人気モデルです。

こちらも同じモデルさん。今度はシンプルなワンピースと合わせたどこかセクシーさも漂う着こなしです。このモデルさんがはいているチュブラーはアディダスの楓マークがとてもかっこいいですね!

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