ニューバランスの絶対知っておくべき基礎知識5つ【基本編】

ニューバランスメイドインアメリカ

一大ブームを巻き起こしているニューバランスのスニーカー。

選ぶにあたって、カッコ良さだけで選ぶのもいいですが、その一足に流れる歴史を深く知ることで、商品への愛着はより高まり、人にも自慢できる一足になると思います。

そこで、今回はニューバランスの基礎知識を振り返っていきましょう!

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①ニューバランス創業の歴史

ニューバランスの原点になったお店

ニューバランスは1906年、ボストンで扁平足を直す矯正靴メーカーとして創業しました。社名の由来は直球で、履いた人に新しいバランスをという意味。

長年の矯正靴製造のノウハウをもとに、1960年代、様々な足形にフィットするオーダーメイドランニングシューズの受注製造を開始します。しかし、まだまだ社員6名ほどの小規模企業でした。しかし、1972年、その当時日産36足程度の生産しかできなかったニューバランス社をのちの代表取締役会長ジェームス・S・デービスが買収します。そして、彼の理想とするランニングシューズの実現のための研究開発がスタートします。

ジェームス・S・デービス

ジェームス・S・デービス氏自身も走り、開発に従事した結果、70年代後半になってようやく理想を具現化したシューズが完成しました。それらのシューズは発表と同時に話題をさらい、世界中のランナーから絶大な指示を受けたのです。

そして、1980年代になると、990、1300、575とその後のニューバランスのイメージを決定づける、走る機能とファッション性と高次元に融合させた伝説のシューズが登場します。

そして、2010年代中盤はまさに伝説のシューズたちが登場してからおよそ30年を迎える時期に当たります。それらの復刻版が巷でブームを巻き起こし、世間のノームコアブームと交わって、90年代中盤にナイキが巻き起こしブーム以来の、大ブーム再燃へと繋がったのです。昨今のスニーカーブームの先頭にニューバランスがいた事は間違いありません。

②抜群の履き心地を支える「ウィズサイジングシステム」

ニューバランス996

ニューバランスのシューズの魅力は計算し尽くされ、普遍性をまとったスタイルだけではありません。

1906年に創業してから、「フィット性」をテーマに研究開発をし続けているニューバランス。その最も特徴的なのは、独自のフィッティングシステム「ウイズサイジング」でしょう。

ウィズサイジングシステム

普通のシューズは、オーダーメイドでもない限り、足の長さでサイズを合わせます。しかし、人の足の形は千差万別。甲高の人もいれば、幅の広い人もいる。そういう人たちにも唯一無二のフィット感を提供すべく、1つのシューズを足の幅ごとに靴を作り分け、足幅にあった靴を自分で選ぶことができるシステム「ウィズサイジング」を採用しています。

この方法は、靴のサイズだけでなく、幅ごとに生産する必要があるため、商品分類が多岐にわたり、かつ在庫もそれぞれ持たなければならないリスクのある方式ですが、一人ひとりに最高のフィット感を提供するためには妥協をしないという確固たるポリシーを購入者に伝えています。

③あのラルフ・ローレンが絶賛「まるで雲の上を歩いているようだ」

ラルフ・ローレン氏

アメリカでは1970年代にランニングブームが巻き起こったこともあり、コンバースやナイキ、サッカニー、リーボックなど、様々なブランドが林立し、群雄割拠の様相を呈していましたが、製造業の不景気などで、多くのブランドがマーケティング部門のみ本国に残し、生産は中国やベトナムで行っているブランドがほとんどになりました。しかし、ニューバランスは主力製品の製造は引き続きアメリカやヨーロッパに生産拠点を置いています。

それが、価格に反映され販売価格が他社より高くなってしまいがちなのですが、それだけ品質とブランド力にこだわっているということでもあります。

そのこだわりが息づくスニーカーの履き心地はしばしば、「スニーカー界のロールスロイス」として絶賛されます。かの伝説のファッションデザイナー、ラルフ・ローレン氏がM1300を愛用し、限定生産品にもかかわらず常に複数足を確保し、何足も履きつぶすほど履いたと言われています。彼曰く、ニューバランスのスニーカーは「雲の上を歩いているようだ」と絶賛したそう。

④スティーブ・ジョブズが愛用し、ノームコアブームの旗手に

スティーブジョブズが履いたニューバランス

昨今のスニーカーブームの中心は間違いないくニューバランスでした。

2015年に、ニューバランスの歴史を変えた伝説のモデルM1300の30周年記念とその復刻版リリースを流行の頂点に、1400の再リリースや990の復刻など、とにかくすごい勢いが続いています。その流れを後押ししたのは、間違いなくiPhoneのリリースであり、その発表会に登壇したスティーブ・ジョブズのラフでありながら上品なスタイルでした。

彼の飾らないファッションスタイルがアメリカの西海岸を中心にブームを巻き起こし、「ノームコア(究極の普通)」スタイルとして確立されました。ノームコア信奉者の間で、スティーブ・ジョブズが身につけたニューバランスM990が大ブームになり、多くのセレブが身につけたことで、その後、日本でも大流行しましたね。

アニーバーサリーイヤーとアップルコンピューターの隆盛が重なり、必然的にムーブメントになったのです。

⑤ニューバランスの型番の見方

ニューバランスの型番について

ニューバランスのスニーカーの種類は多岐に渡ります。

他社の場合であれば、スニーカーにペットネームが付いており、店頭でもペットネームで販売されますが、ニューバランスにはそれらのペットネームはありません。いずれも、アルファベットと番号の組み合わせで呼ばれます。

モデルに付けられるアルファベットについて

基本的なモデル分類

M・・・Model Nummber USAかUKで製造された正規ライン一般的に高級モデル
CM・・・Classic Model Mよりは廉価版、もしくは復刻版。一般的に中国か東南アジアで製造
UK・・・イギリスで企画・製造されたモデル
J・・・日本で企画されたモデル

ランニングシューズ

MR・・・Mens’s Running 男性用モデル
WR・・・Wommen’s Running 女性用モデル
KJ・・・Kids Jogging 子供用モデル

ウォーキングシューズモデル

MW・・・Mens’s Walking 男性用ウォーキングモデル
WW・・・Wommen’s Walking 女性用ウォーキングモデル

カラーバリエーション一例

NV・・・ネイビー
DG・・・ダークグレー
ER・・・グレイレッド
GN・・・グレイネイビー
NR・・・ネイビーレッド
B・・・ブルー
SW・・・スエード素材

参考:人気レディーススニーカー『ニューバランス』の数字とアルファベットについて

ニューバランスのナンバリングルール

また、型番号もかなり多岐に渡りますが、基本としては以下のような感じです。

500番台・・・オフロードランニングモデル(トレイルランなど)

オフロードでの走行性能を追求し、荒れた土地での対応力を高めたシューズなので、分厚いミッドソールとグリップ性の高いアウトソールが特徴。丸みのあるポテッとしたシルエットにはファンが多い。

900番台・・・ロードランニングモデル

マラソンなどの市街地でのランニングを想定してあるため、ENCAPソールなどより接地衝撃吸収力の高いモデル。500番台よりもすっきりした見た目。機能的になモデルにもかかわらず、シンプルな構成のアッパーが多く、ファッション性も高いため、最初の一足にオススメ。

1000番台・・・フラッグシップモデル

1300や1400など、ニューバランスを代表するモデルが集う1000番台。量産性や採算を度外視し、注ぎ込めるだけの技術とデザイン性を投入した、その時代その時代の最高傑作と言えるシューズ。ニューバランスを語るなら、一足は持っておかなければならないライン

2000番台・・・最先端高機能モデル

スニーカーの新次元への挑戦をテーマに、チャレンジングな一足を提供し続ける2000番台。技術的な革新を目指し、日夜アップデートされる新技術をシューズに落とし込んでいる。

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